敗北

作詞 : 飯田カヅキ


俺は怯えてた 外の世界を

混ざってしまえば 満たされるのだろうか

 

手を伸ばせば 届きそうな

あの光は 指の隙間から

こぼれ堕ちた すり抜ける様に

無力さだけ残していった

 

俺は笑ってた 弱さ見せぬよう

誰も寄せ付けず 壁を作っていた

 

でもそれじゃ 寂しさに飲まれ

傷付くのが 恐いだけだろう

裏切られた 数え切れぬほど

責め続けた 訳は自分にあると

 

何処かで何を間違えたのか

それなら幼い頃に戻ろうか

いっそ生まれてこなければ良かったのか

吐き気がするよ 止まらないくらいに

 

叫んでいた 胸の奥では

助けてくれ 愛してくれと

否定された 存在の全て

嘆きながら 叩き潰した