喪失

作詞 : 飯田カヅキ


水の上の蟻の様にもがいてた俺は 

闇の中を手探りで溺れながら堕ちていた

 

目に見える 全てのモノが嫌でどうしようもない

掻き消した 記憶の残骸ですら迫り来る

もういいよ 纏わり付かないでくれ足元に

へばり付いた 闇の破片思い切り踏み潰した

 

俺はただ虚しくて 醜くて愚かな人間さ

今はもう狂いそうなんだ 不思議だね 汚れていくだけか

 

全てを奪い 卑怯な程現実は残酷だ

悲しくて 微笑んだ君の姿覚えてる

繰り返し どうして同じ過ち犯すのだろう

切り裂いた 胸からヤバイ記憶が吹き出した

 

何もない世界の上で 俺達は互いを貪りあい

それだけが生きてる事を 唯一感じれた一瞬で

 

吐き出した脳の裏側 悦びも痛みも映してた

何処までも純粋だった それなのに壊れていくだけだ

 

華やいだ夢の中で交わって消し飛んだ